ブサメン学を本論・補論・おまけに分けることにする。


ただしイケメンに限るの証明を見に来た人は、本論のページ(第1~17回)を見てくれ。

はじめまして ブサメン約束の地へようこそ




これは本論を全て読んだ人向けの追加分だ。

おまけでは、最大公約数的な内容しか語れなかった本論と違って、少しも科学的説明をつけられない、個人的な考えを載せていくつもりだ。


というのも、本論や補論は分かりやすさと客観性重視で、あくまで「利益」という観察可能な基準から、ある程度反証可能な分析を行っていた。

ただ、それではさすがに語れる内容に限界もあるし、推敲も大変で、時間が割とヤバい。

そこで、おまけという形で書き散らしていこうと思ったわけだ。

俺のブサメン学がどの程度正しいのかは、本論だけでなく、こういった些末な俺の個人的感想も判断基準になるのではないだろうか。ぜひ、疑いながら読んで欲しい。科学とは、常に疑うことで正解に近づくのだ。




ただし、推敲ほぼ無し・思いつくまま書き下しなんで、読みにくいのは許してくれ。







さて今回は、『ただしイケメンに限る』をネットで適当に検索していて、今日見つけた興味深い反論についての雑感を書く。

はてな匿名ダイアリーで「ただしイケメンに限る」を検索して、適当に過去の投稿を見て拾ってきたモノだ。



https://anond.hatelabo.jp/20140424092524

2014-04-24
■コミュ障ほど面食いが多いらしい

「※ただしイケメンに限る」というウソ言説を、ここ10年以上ずーっとネット界隈で見聞きする。

これを本気に捉えてる男は、そいつにとって「※ただし美人に限る」メンタリティが意識しないくらい当たり前で、女も含めた世の中皆そう考えていると思い込んでいるのだろう。

全く以て凄まじい認知の歪みだわ。

普通ではあり得ないレベルの認知の歪みはコミュ障によくある特徴の一つなので、※を信奉する男は多かれ少なかれコミュ障の気がある、現実ではめんどくさい奴だと自ら吹聴しているという。


そしてコミュ障にこういう筋金入りの面食いが多いのは、コミュ障故に幼少時からコミュニケーション機会に恵まれず、人を見た目で判断する以外の方法を知らないからなのかなーと。

    以下省略


投稿者は、コメントに対してコメ返しも行っているので、そちらも読んで欲しい。

要約としては
『ただしイケメンに限る』を主張するのは、主張者の男自身が容姿至上主義だから。
そして、容姿至上主義になるのは、コミュ障だから。

 って感じだ。

まあ内容に関しては、本論で似たような事例を触ったし、どうでもいいので今日は飛ばす。

それより、俺がこの全文とコメ返しを読んで、直感的に思ったのは、

これは全体干渉型嘘松の典型的な1タイプだな。

ってことだ。

ブサメン学本論では、極限まで簡略化した図式で事象を理解していたから、まったく説明しなかったが、実は全体干渉型嘘松にも複数の種類がある。

俺の個人的な分類だと、これは

全体干渉型性別偽装によるモラル誘導嘘松 

って感じだ。



まず、俺の直感だが、こいつは男のフリをした女だ。


「おいおい、レッテル張りとか非科学的にもほどがあんだろ」

ってツッコミは甘んじて受け入れよう。

ブサメン学おまけでは、非科学的な推測も語らせてくれ。


なんで女と思うかは、俺の直感、つまり人生経験や知識やその他からなんだが、一応少しでも客観的に説明するなら

①長文なのに要点が少ない文章(文章の後半はほぼ内容無し)

②出してくる具体例が女っぽい って理由だ。

文章中の女っぽい具体例は以下の通り。
「女の見た目なんて、基本的に髪と服と化粧がそこそこ似合ってて今風で、BMIが平均より上じゃなければそれでいい」
内容もそうだが、女の見た目を語る時にBMIを出すあたりがあんまり男っぽくない。いやBMIくらい男も使うけど、もっとストレートに「痩せてる」とか言うことが多い。

ましてや女が上述の「普通」を維持するだけでどれだけコスト掛かるかなんて
これも事実としては割と男でも知っていることだが、主張内でわざわざ言及するような男をあまり見たことが無い。フェミニストの男ならまだ分かる。

いや、厳然たる事実として、デートとかになると、連れて歩く彼女は男にとって一種の自慢なんだよ。
(中略)
これは、その男の仲間内や親兄弟から「あーなんか微妙」と思われない第一印象を持たせられるという意味ね。

コメ返しの文だから、投稿者と同一人物か分からないが、たぶん文脈や文体から投稿者。
連れて歩くパートナーが周りからどう思われるか、って気にするのは大抵女。いや男でも多少気にするけど、わざわざこれを例とするのは違和感。


問題は、まさしく「男の見た目に心を奪われている」ようにしか見えない女が、ごく少数ながらも現実に存在すること。
意地悪な言い方をすれば、処女臭さ全開と言い換えてもいい。
女子中学生くらいならまだ可愛げがあるスタンスだが、これをアラサーアラフォーになっても引きずるとか、ガチでヤバい。
もし周囲にギャラリーがいてもその想いが止められないくらい入れ込んでいるとなると、裏では冷笑されているかも。
自レスによる続きの投稿から。
もうすべてが女っぽい。後で解説するが、「問題と感じている」対象が女にとって困る存在。「裏で冷笑されているかも」も女丸出し。

しかしそれを以て「なんだか冷たくされている」と友達に相談したところで、相談された方も困るだろうに。
恋愛話を友達に相談する場面を男が書くか? もう絶対女だろこれ。



とまあ、たぶん9割女だと思う。


そんで、こいつはあえて男のように文章を書いている。
一人称は使っていないが、「大抵の男は~する」というように、男を語ったり、文末や単語の使い方を限りなく男っぽくしている。読めばそう感じると思う。



ここからが俺のクソ非科学的な分析だ。話半分に聞いてくれ。


ヒトが生存繁殖の利益を得ようとするとき、単純に嘘をついたり、誤魔化しを入れたりする手段の他に、「モラル」を誘導することで、自分に都合の良い環境を作りだすこともある。

今回の例で言えば、
『俺は男だけど、普通の男なら、女は「化粧と服と髪に気を使って、BMIが平均的」さえ満たせば見た目はOKだよな! 俺は男だけど』
と述べることで、男の意識を変えさせ、本当に男が上記の基準でメスを選好するようにさせる、という作戦だ。


いや、こんなの有効なはずないんだが、この全体干渉型モラル誘導嘘松って頻繁に見るんだよ。

たぶん、女は周りの規範を重視するから、男になりすまして都合の良い規範を吹聴すれば、結果的に男全体の繁殖戦略が変わる、と無意識に判断しているんじゃないか。


これが全体干渉型ー性別偽装によるモラル誘導嘘松である。

性別偽装は無くても、規範にやたら介入することで繁殖の利益を得ようとしている、と思われる発言は頻繁に見るから、これからお前らも注意して見てくれ。





あともう一つ言っておきたいのは、『ただしイケメンに限る』って主張は、実はdahh(ブサメン学第6・7・8回参照)の利益を失わせるだけじゃない。

本論では省略したが、実は『ただしイケメンに限る』を容認すると、「ある人間が容姿を理由に恋愛を拒絶された」という事実を認めることになる。

女にとってはコレがとてつもなく不愉快で、生理的に嫌悪感の湧く状況なんだと俺は思う。

いずれロールズの「無知のヴェール」の概念を使って説明する予定だが、ざっくり言うと、

ヒトはたとえ自分に直接の害がなくても、眼前で誰かが害されることに将来的な自分への害をも感じる。

って概念だ。 目の前で人が銃で殺されたら怖いだろ?「次は俺かも」ってなるのは自然だ。

『ただしイケメンに限る』は、その瞬間は女に害の無い発言だが、「将来的に自分も容姿を理由に拒絶されるかも」という利益計算が働くんだと俺は考えている。

つまり、『ただしイケメンに限る』という発言は、巡りにめぐって女への攻撃でもあるわけだ。(女の脳内では、の話だ)

女が躍起になって『ただイケ』を否定したがる理由の一つはコレだと俺は考えている。

本論では書けなかった分析だ。


そして今回の投稿もよく読むと、こいつは正直にその気持ちを書いている

問題は、まさしく「男の見た目に心を奪われている」ようにしか見えない女が、ごく少数ながらも現実に存在すること。

男どもが、『ただしイケメンに限る』を信じては困るのだ。それを信じさせてしまうような女も当然敵だ。女にとって、な。

「問題だ」ってのは、その内心の表れだろう。その後長文に渡って面食いの女を叩いていることからも分かる。





こうして見てみると、なんてことの無い「自称男の日記」から、様々な規則性が分かるものだな。

まあ俺の分析が正しければ、の話だが。



以上。




『ただしイケメンに限る』の証明(全8万文字)は、こちらから。
はじめまして ブサメン約束の地へようこそ



(この記事は半年くらい前に書いて、後で投稿する予定だったものだ。色々な事情が変わったので、今投稿した)